personnelsystem
人事制度
ナリコマの人事制度
人事制度は「人材育成」「能力開発」「組織力の向上」を主な目的とし「等級制度」「評価制度」「賃金制度」の3つの要素が相互にリンクして成立しています。ナリコマの人事制度は「一人一人に光をあてる」「個人・組織のパフォーマンス が向上する」ことを目的に毎年ブラッシュアップを重ねています。
01
ナリコマの等級制度
ナリコマの等級制度は、社員一人ひとりの成長とキャリアパスを明確にすることで、個人のパフォーマンスを最大限に引き出す仕組みとなっています。各社員の職務遂行能力や役割に基づき「プレイヤーゾーン」「プロフェッショナルゾーン」「マネジメントゾーン」の3つのゾーンに分類され、それぞれのゾーンで求められるスキルやミッションに応じて柔軟に等級が決定されます。この制度により、社員は自身のキャリアビジョンを持ちながら、成長と貢献を実感しやすくなります。
成長モデル
プレイヤーゾーンのトップであるLPを分岐点として、そこからさらに高い専門性をもって組織の業績と事業変革への貢献が期待される人はプロフェッショナルゾーンへ、マネジメント適性があり、他者の力を使いながら目標達成することが期待される人はマネジメントゾーンへ進みます。
※ 専門職とマネジメント職はそのときのポストや適性,組織運営上の必要性に応じて柔軟に行き来します。
営業統括本部の場合
製造本部の場合
等級の決め方
プレイヤーゾーンはの職務遂行能力に基づく「職能資格等級制度」を採用しています。しかし、ナリコマでは能力だけでなく、その能力に基づいた行動が発揮されているかどうかも評価基準となり、その結果で等級が決まります。一方、マネジメントゾーンおよびプロフェッショナルゾーンでは、会社が与える役割やミッションに応じて等級が決まる「役割等級制度」を適用しています。
名称 | 基軸 |
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職能資格等級 | 職務遂行能力 |
役割等級 | 役割・ミッション |
名称 | 定義 |
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職能資格等級 | 従業員がもつ職務遂行能力とその発揮に応じて等級が決定 |
役割等級 | 果たすべき役割・ミッションに応じて等級が決定 |
名称 | 対象等級 |
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職能資格等級 | プレイヤーゾーン JA・MA・SA・LP |
役割等級 | プロフェッショナル・マネジメントゾーン EX・PRO・MG・D・BO |
名称 | 職能資格等級 | 役割等級 |
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基軸 | 職務遂行能力 | 役割・ミッション |
定義 | 従業員がもつ職務遂行能力とその発揮に応じて等級が決定 | 果たすべき役割・ミッションに応じて等級が決定 |
対象等級 | プレイヤーゾーン JA・MA・SA・LP |
プロフェッショナル・マネジメントゾーン EX・PRO・MG・D・BO |
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ナリコマの評価制度
ナリコマでは、社員一人ひとりの成長とキャリア形成を支援するため、2024年4月から新しい評価制度を導入しました。この評価制度は「ゼネラルスキル」と「テクニカルスキル」の2つの評価指標に基づいており、特にテクニカルスキルは、社員が自ら「何を評価されたいか」を考え、実務に即した形で定義されています。
ゼネラルスキル
ゼネラルスキルとはナリコマ社員ならどの仕事、どの職種でも求められる普遍的な職務遂行能力(スキル)のことで、各本部の社員に共通して求められるスキルです。「職場のルール、慣行の実行」「業務指示・命令に対応する」「チームプレーへの取り組み」などの大項目があり、その具体的な行動モデルを定義しています。
テクニカルスキル
テクニカルスキルとは各課・各職種ごとに求められる、より実務に則した技術的な職務遂行スキルです。システム部であればシステムに精通した知識や技術が求められるように、その課・職種ごとに定義しています。
ナリコマの評価制度の特徴
ナリコマでは期待する行動モデルを具体的に定義することによって、結果や成果だけではなく、よりプロセス・成長過程も評価していける制度にしています。また、「できる(能力)」だけではなく「している(行動)」までが評価となるので、「理由が不明瞭」「上司との相性や関係性によって変動する」「主観が評価のベースとなってしまう」といった曖昧な点を極力なくし、客観的に判断可能な評価指標となるよう設計しています。
ゼネラルスキルとテクニカルスキルの重要度割合
ゼネラルスキル・テクニカルスキルのどちらを重視するかは、等級によって異なります。例えば、管理職になれば個の成果ではなくチームの成果を問われますので、主に個人が発揮するテクニカルスキルよりもゼネラルスキルの発揮を大きく求められます。基本的には上の等級になるに従って、個人が発揮するテクニカルスキルよりも、リーダーシップやチームプレーなどを評価するゼネラルスキルの割合を高くしています。
※ 各本部の課題感によって割合は異なります。
等級ごとに求められるスキルの重要度
等級ごとに求められるスキルの重要度の一例です。
※ 各本部の課題感によって割合は異なります。
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