2025年度ナリコマグループ内定式&内定者懇親会レポート
2024年10月1日、ザ・リッツ・カールトン大阪にて、2025年度ナリコマグループ内定式が盛大に開催されました。
今年は全国各地から37名の内定者が集まり、新たなスタートを切る日となりました。式典は終始温かい雰囲気に包まれ、内定者の未来への希望と意気込みが感じられる素晴らしい場となりました。式では、まず代表取締役の竹内 美夫と竹内 克成からの祝辞が述べられ、その後、内定証書の授与が行われました。
株式会社ナリコマホールディングス・株式会社ナリコマエンタープライズ 代表取締役 竹内 美夫挨拶(要旨)
「ここに集まった皆さんがナリコマグループの将来を担う存在だと思うと、胸がいっぱいです。皆さんは厳しい競争を勝ち抜き、内定を獲得されました。全従業員を代表して、心から歓迎いたします。
ナリコマグループのモットーは、私たちを育ててくれたおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんといった大切な人々を幸せにすることです。私は戦後の貧しい時代に生まれ、祖父母に育てられました。当時は、食べることすら困難な時代で、日本全体が復興に向けて必死に働いていました。皆さんの祖父母や両親も、その復興を支えた世代です。だからこそ、こういった方々を大切にし、幸せにしたいという想いが私にはあります。
若い頃、お弁当屋さんをやっていました。労働環境は厳しく、夏は暑く、冬は寒い中、低賃金で働かざるを得ませんでした。それでも、仲間と支え合いながら今日までやってこれました。だからこそ、仲間が「この会社に入ってよかった」と思える環境を作ることが私の使命です。社員とその家庭が幸せであること、これが私の考える「人間の幸せ」です。
これらを実現するためには従来の働き方の職場から変わらないとできません。ナリコマグループは、常に最新の知識と技術を取り入れ、改革を進めています。現状に満足することなく、皆さんと共にさらなる成長を遂げていきたいと思います。
今日は皆さんと懇親を深め、4月に再び元気な姿でお会いできることを楽しみにしています。内定おめでとうございます」
株式会社ナリコマフード 代表取締役 竹内 克成挨拶(要旨)
「今日、皆さんとお会いできる日を心待ちにしていました。まずは、内定おめでとうございます。数多くの企業の中からナリコマを選び、ここで働くことを決断してくれたことを心から嬉しく思い、歓迎いたします。
ナリコマは、ご高齢者の方々に「生きる喜び」を提供することを理念に掲げ、成長してきました。今、私たちの業界では生き残りをかけた競争が始まっています。ナリコマも成長を続けていますが、現状に満足することなく、常に前を向き、挑戦を続ける姿勢が必要です。守りに入るのではなく、攻めの姿勢で次の成長に向けて進んでいく、そんな企業でありたいと考えています。
私たちは、ご高齢者にとって最後の食事になるかもしれないという使命感を持って仕事に取り組んでいます。この責任を強く感じ、誇りを持って働いています。皆さんにも、その誇りをもって働いてほしいと思います。
ナリコマは「食のインフラ」として、日本社会が抱える課題を解決し、持続可能な社会の構築に貢献していく企業を目指しています。そのためには、皆さんの力が非常に重要です。これから多くのことを学び、大きな力を発揮してくれることを期待しています。
残りの学生生活もぜひ楽しんで、来春、笑顔で再びお会いできる日を楽しみにしています」
ウェルカムプログラム
内定証書授与の後には、各本部長も加わり、内定者との座談会が行われました。今年初めての試みで、内定者にナリコマをより身近に感じてもらうことを目的としたこの座談会では、本部や役職の垣根を超えた自由な意見交換が行われ、内定者たちにとって非常に貴重な時間となりました。
「本部長って休日はどんな風に過ごしているんですか?」「コーポレート本部の具体的な仕事は?」といったカジュアルな質問から、「これまでで一番大変だったことは?」「忘れられない仕事は?」といったキャリアに関する深い質問まで、内定者たちは各本部長に直接聞くことができ、大いに満足している様子でした。
内定者研修(価値観カードゲーム)
午後からの内定者研修では、「価値観ゲーム」が行われました。このゲームでは、内定者それぞれが自分の価値観を表すカードを選び、それを通じて自分が大切にしていることや考え方を同期と共有します。普段、自分の価値観について深く考える機会は少ないため、内定者たちにとっては自己を見つめ直す良い機会となりました。
ゲームの進行は、和やかな雰囲気の中で進み、初対面ながらもお互いの考えに耳を傾け、自然とコミュニケーションが生まれました。「このカードを選んだ理由は?」という質問から会話が弾み、普段の生活やこれまでの経験を振り返りながら、互いに意見を交わす姿が見られました。また、この活動を通じて、同期同士がより一層理解し合い、絆を深める場となりました。
最後には「自分とは違う価値観に触れられて勉強になった」「他の人の意見を聞くことで新たな視点が得られた」といった声も上がり、内定者たちは充実感を感じている様子でした。この価値観ゲームを通じて、同期同士が互いに尊重し合い、今後の社会人生活に向けた大切な一歩を踏み出すことができました。
社員一同、皆さんと一緒に働ける日を心待ちにしています。今回の内定式を通じて、皆さんとの距離がぐっと近くなったように感じます。次にお会いできるのは12月の内定者研修です。それまで、学生生活を楽しみながら、次のステップに向けた準備を進めてください。再び元気な姿でお会いしましょう!楽しみにしております!