石野病院
慢性期・精神科病院導入理由: “給食の内製化”を通じて、委託費を削減し従業員や患者さまサービスに還元したい 導入後の効果1:コスト削減 導入後の効果2:厨房スタッフを含めた職員同士の連携強化 食事提供にかかる業務を内製化することを目標に掲げ、2022年4月に委託方式での運営からナリコマの運営方式に切り替えられた石野病院さま。 導入から約3ヶ月、導入に至った背景から今後の期待までを事務長の鈴木さまと管理栄養士の田辺さまに伺いました。
導入の背景
ナリコマを導入する前は、他社の給食委託サービスを利用していましたが、経営の観点からは、「自分たちで給食運営を行い、委託費を削減したい」という考えを持っていました。
これは、コストカットそのものを目的としていたわけではありません。給食を自前で準備する、つまり“給食の内製化”を実現することで、委託費を削減したい。そして、削減した分を従業員や患者さまサービスに還元したいという想いが根源としてありました。
このようなときに、ナリコマのセミナーの案内やインスタグラムでの発信を見て、「ここなら自分たちの想いを実現できるのではないか」と興味を持ちました。
選んだ理由
委託方式からの切り替えを検討する際には、複数企業から話を聞きました。その中でナリコマを導入した決め手は安心感でした。
比較検討の際には、コストだけでなく、味・品質や人員確保など様々な観点から考える必要がありました。このような様々な不安や疑問点について、ナリコマの営業さんに相談した時には、いつもスピーディかつ、私たちのことを想ったできる限りの対応をしてくださっていたと感じています。
食材費においては他社が優位な点もありましたが、一貫して懇切丁寧な対応をしてくださったこと、さらに他社にはない導入後のフォローサービスがあることなど、最終的には価格よりも長くお付き合いできる安心感が決め手となり、ナリコマの導入を決めました。
導入した今も、できる限り法人に損失がないように動いてもらえています。「懇切丁寧」というナリコマへの印象は全く変わっていません。
導入後の効果
導入して約3ヶ月が経過しようとしていますが、ほぼ導入前に算出いただいた年間コストシミュレーション通りの推移をたどっています。このままいけば年間で数百万円のコストダウンが実現可能です。
また、委託から直営方式に切り替えたことによって、厨房スタッフとの垣根がなくなったことも良かったと感じています。委託運営の場合は、契約事項等がハードルになって、できることとできないことが線引きされていたところがありました。それがなくなった今は、職員同士の連携が増え、一丸となって柔軟に協力し合える体制になっています。
原材料調理の必要がなくなったことで意識の統一がしやすくなったことも良い影響を与えています。一人ひとりの業務負荷やストレスも小さくできて、働きやすさにもつながっているのではないかと思います。
委託から切り替えたことで、人員の確保という苦労ももちろんありました。導入から3ヶ月経った現在も課題ではあるものの、コスト面やスタッフ一人ひとりが負担感なく働けているというメリットの方が大きいと考えています。
今後期待すること
総合的には様々な面で満足しているものの、今回の導入の背景となったコストの課題については、今以上に効果を出す余地があると考えています。職員一人ひとりが業務に慣れていくこと、そして適切なシフト組みを行っていくことで、ナリコマを導入したメリットは最大化していくはずです。
「委託費を削減し、削減した分を従業員や患者さまサービスに還元したい」という当初の想いを実現できるように、今後も支援をいただき、一緒に取り組んでいきたいと考えています。
今回の石野病院への導入は、今後グループ内で“給食の内製化”を展開していくための第1歩でもあります。今後は石野病院の事例を広げていき、グループ全体として適正コストでの運営、そして従業員や患者さまへの還元を実現していきたいと考えているからです。今夏には同法人の他施設にも導入が決まっています。ナリコマとは今後も長く付き合えるパートナーとして支援を期待しています。
ナリコマのサービスの中でも、導入時にスタッフの方に来てもらって支援いただいたこと、また定期的に訪問してアドバイスいただけることは本当に助かっています。実際に厨房に入ってもらい、食事の出し方に限らず、厨房機器の置き方をはじめとした厨房内の動線についても提案をいただきました。実際に提案通りにやるとうまくいくので驚きです。
食事についても患者さまのニーズに合っていて喜ばれています。また、食材費や光熱費の上昇など、厳しい社会情勢の中でも、価格が安定している点も嬉しいポイントです。企業努力には感謝の気持ちでいっぱいです。
今後も引き続き、安定した商品を安定した価格でご提供いただけること、また標準献立のバリエーションがさらに広がっていくことにも期待をしています。
ナリコマのサービス内容が気になった方は
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星光病院 さま
人材不足のため委託を検討しておりましたが、長年勤務してくださった職員に辞めていくことはしたくないためクックチルへの切り替えを選択。アドバイザーのサポートによりスムーズに導入することができました。
医療法人社団共愛会 徳山静養院 さま
委託業者の撤退に伴い給食運営の見直しを余儀なくされました。系列病院で既にナリコマさんの導入実績があり、特に介護食の評判が良かったため導入に至りました。委託からの直営化も手厚くサポートいただきました。
貝塚記念病院 さま
外注からの切り替えです。少ない人員での稼働や朝晩の勤務時間が短縮できることで、働き方改革と大幅なコスト削減につながりました。またメニューが豊富でおいしい食事が安定して提供できることがよかったです。
大石共立病院 さま
佐々木病院 さま
上都賀総合病院 さま
医療法人慶友会 城東病院 さま
医療法人島本慈愛会 島本病院 さま
医療法人社団尽誠会 野村病院 さま
朝食及び嚥下調整食の一部においてクックチル方式を導入することで大幅な調理工程の短縮に繫がりました。嚥下調整食を導入したことで嚥下機能低下の患者様に対して学会分類に準じた食事の提供が可能となりました。
津山中央病院 さま
クックチル食材を活用することで食材のロスが少ないと実感をしています。 また、少ない人員で稼働でき、限られたスペース内で調理することができるので非常に助かっています。
N病院 さま
当院は、ソフト食とミキサー食を導入しています、導入時に安全性を考慮し、刻み食からソフト食に変更しました。誤嚥のリスクを心配することなく食事を提供することができています。
谷野呉山病院 さま
スタッフの配置人数が半分になり、人材不足が解消されました。誰でも簡単に盛り付けることができ、簡素化につながっています。また、ご担当者様に連絡すると迅速にサポートしてくださるのでとても心強いです。