三原赤十字病院
急性期・回復期病院今回インタビューに答えてくださったのは、三原赤十字病院・栄養課課長の濱本さまです。ナリコマに出会った2017年当時は、クックチルに対してややネガティブな印象があったご様子。しかし、その2年後に導入した経緯をうかがってみると、「勢いで決めた」という意外なエピソードも飛び出しました。実際はどのような流れだったのか、現場の事情なども含めて詳しく語ってくださいました。
導入の背景
はじめてナリコマさんを知ったのは2017年のセミナーに参加したことでした、当時は周りにクックチルの導入事例がなく、先陣を切る気にはなれませんでした。試食をしてみたら意外とおいしいな、とは思いました。でも、「融通が効かなくなる」とか「食感や歯ごたえが良くないだろう」とか考えていて。既成の冷凍品は少し使っていましたが、やっぱり自分たちで作って出すほうが患者さんも喜ぶと信じてたんです。
一方で当時から職員の高齢化が進んでいて、人手不足への懸念はありました。とにかく人を補充することばかり考えていましたね。だけど、2019年1月に職員の退職や長期療養、派遣職員の引き上げが重なったんです。「4月から人が足りなくなりそう。どうする?」という話になって。ちょうどそのタイミングで、ナリコマさんが声をかけてくださったんです。
選んだ理由
ナリコマさんは介護施設の実績があると聞いていたので、ノウハウをお持ちの介護食から使うべきだと思いました。ミキサー食やソフト食は20〜30食くらいなんですが、手間がかかるので現場の負担が大きい。でも、そこだけでは効果が薄いかもしれないということで、リリースされたばかりの軟菜食も取り入れる方向になりました。
また、当時はアフターケアまでやってくれるところはナリコマさん以外になかったんです。正直、勢いで決めたようなところもあります。ただ、普段から総務課長や事務部長と話ができる環境だったので、導入への理解が得られるのも早かったと思います。
導入後の効果
一番効果が大きかったところは省力化ですね。調理員の負担が少なくなったのはもちろん、人数や残業時間も減らすことができ、コスト削減にもつながっています。
使っていた軟菜食が終売したタイミングで、「やすらぎ」がリリースされたので常食に切り替えて一部利用しています当院はもともと30日サイクルだったので、ナリコマさんの28日サイクルはちょうどいいなと思っています。献立作成の手間もかからないので。
現在は3割程度がクックチルで、残り7割はクックサーブのハイブリッド厨房運営を実践しています。
ミキサー食等は自分たちだと茶色っぽいものしか作れなかったんですが、ナリコマさんだと栄養価が高く彩りもきれいなのがいいですね。クックチルに切り替えた食事は、患者さんの満足度も上がっています。
今後期待すること
アフターケアをしてくれるっていう部分は、ナリコマさんの大きな魅力です。ほかに似たような完全調理食品や同じような味があるとしても、それはきっと「商品を売るだけ」だと思うので。ナリコマさんは担当の方が定期的に来てくれたり、こまめに連絡をくれたりして、困っていることはないか?とか細かく聞いてくださるんですよ。そういうのも含め、トータル的に見た上で検討するといいんじゃないかと思います。
ナリコマのサービス内容が気になった方は
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船橋総合病院 さま
辰元グループ さま
淳風会ロングライフホスピタル さま
博愛病院 さま
スタッフの配置人数が半分になり、人手不足が解消されました。誰でも簡単に盛り付けることができ、簡素化につながっています。また、ご担当者様に連絡すると迅速にサポートしてくださるのでとても心強いです。
星光病院 さま
人材不足のため委託を検討しておりましたが、長年勤務してくださった職員に辞めていくことはしたくないためクックチルへの切り替えを選択。アドバイザーのサポートによりスムーズに導入することができました。
医療法人社団共愛会 徳山静養院 さま
委託業者の撤退に伴い給食運営の見直しを余儀なくされました。系列病院で既にナリコマさんの導入実績があり、特に介護食の評判が良かったため導入に至りました。委託からの直営化も手厚くサポートいただきました。
貝塚記念病院 さま
外注からの切り替えです。少ない人員での稼働や朝晩の勤務時間が短縮できることで、働き方改革と大幅なコスト削減につながりました。またメニューが豊富でおいしい食事が安定して提供できることがよかったです。
大石共立病院 さま
佐々木病院 さま
上都賀総合病院 さま
医療法人慶友会 城東病院 さま
医療法人島本慈愛会 島本病院 さま
以前導入していた給食会社の食事評価が良くなかったことから見直しを行い、複数社比較した中で食事の質、アフターフォロー体制に魅力を感じ導入しました。特に人員面のフォロー体制にはいつも助けられています。