飛翔の里生活の家
今回は、岐阜県中津川市にある社会福祉法人ひがし福祉会の健康部部長・後藤さまにお話を伺いました。ひがし福祉会では、生活介護事業所「飛翔の里生活の家」「飛翔の里第二生活の家」の2施設において、ナリコマのクックチルを導入いただいています。
新型コロナウイルスの影響が広がるなか、運営費の高騰、職員の高齢化、慢性的な人手不足といった複数の課題を抱え、将来への不安を感じていた同法人。「食事の質を守りながら、運営を持続可能にする」ための一歩として導入された背景や、現場の変化について語っていただきました。
導入の背景
当法人の給食事業の運営には、調理機器の入れ替えや食材の安定的な購入等の運営費に相当のコストがかかっていました。同時に調理現場は体力も必要で、高齢化する調理員には身体的な負担のある作業も多くありました。そこで運営管理の適正化や職員の労働環境改善を目的にナリコマさん導入の検討を始めました。
また、世間で新型コロナウイルス感染症が蔓延しつつある中で、当法人においてもいつ感染者が発生してもおかしくない状況であると考え、調理員等の人材不足によって安定した食事提供が困難になることや、細菌・ウイルスによる食中毒リスクの回避も想定する必要がありました。
選んだ理由
献立が365日日替わりであることは選んだ理由として大きな要因でした。以前より当法人では献立作りにはこだわり、様々な食材を利用者に楽しんでいただけるよう試行錯誤しておりました。その点において365日の日替わり献立であることは利用者の方々に季節感を楽しんでいただけるだろうと考えました。
そして、担当者と何度も打ち合わせをする中で、食事を提供するだけでなく従来の調理方法から職員動線に至るまで、栄養士やアドバイザーが業務の効率化や職員シフトの検討まで相談に乗っていただけるフォロー体制が整っていることを知りありがたく思いました。
当法人では、従来から利用者の摂食嚥下機能に応じた数種類の食事形態を提供させていただいておりました。クックチルの食事形態については様々な形態が準備されていることを知らず、今までと同等の対応が難しいのではないかと考えていましたが、可能な限り利用者に必要な食事形態を準備できることを知り安心して提供することができました。
また、クックチルは大量調理のため個別での対応は難しく、配送後の対応にかかる手間(二次調理)の方が大変なのではと思っておりましたが、アレルギー食品対応や細かな味付けから調理方法に至るまで、こちらから細かな要望を挙げさせていただき、可能な範囲で対応いただけることも安心しました。
導入後の効果
給食運営費については給食費の見直しを含めて改善方向にあり、今後の継続的で健全な運営の見通しが立つようになってきています。労働環境としても重労働が減り、配置等も見直すことで改善につながっています。特に今までよりも省力化を図ることができたため、少ない職員体制でも業務を回すことが可能となり、人材確保が難しい昨今においては大変ありがたいことです。利用者の健康状態としてもアドバイザーと定期的な体重増減のチェックと、それを踏まえて嘱託医と連携することで維持・改善につなげることができています。
導入後から毎月一回アドバイザーの定期フォローのがあり、職員の働き方や業務内容の変更、配置や動線も含めた業務の効率化、休憩時間や家庭状況に配慮した労働環境、人件費や食材費などの運営費、利用者の体重管理から健康状態などの相談してアドバイスをいただいています。また、人材確保について人材サポートの相談もさせていただき、今後の事業展開の可能性を模索しています。
高年齢の方も多い職員に支えられながら自前調理給食を提供してきた私たちにとって、一番の心配は新しいこと(クックチル方式)の導入に対する職員の不安感でした。しかし、導入準備の段階から導入日から安定期を迎えるまでの間、アドバイザーを含めたスタッフの方々が早出から遅出までの変則勤務にも対応し、現場で丁寧に指導・支援してくださったことで、調理員の方々は安心して業務を覚えることができました。その後はアドバイザーの方と二人三脚で職員面談をしながら、職員の困りごとや不安ごとなどを解決することができました。
全国的にも給食事業を支える職員の高齢化が言われる中で、新たな給食管理体制にすることは職員が導入に対して不安を感じたり、準備の負担を理由に敬遠されたりすることが多いと思いますが、重点的にそのサポートをしていただけたことで職員や利用者の生活にスムーズに受け入れてもらうことができました。給食運営に困っている方、労働環境改善を図りたい方、利用者の健康管理を進めたい方は一度相談してみるのはいかがでしょうか。
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特別養護老人ホームアコモード さま
ひまわりの丘 さま
職員による介護食の食事形態のバラツキに悩んでいたため導入をしました。現在はバラツキがなくなり統一化されました。
特別養護老人ホーム亀寿苑 さま
辰元グループ さま
色々な業者を検討しましたが、介護食が常食献立と横並びで品質面も安定しているというところと、サービス面を重視し導入を決定いたしました。導入して数年経ちますが、お食事に対してもご好評いただいています。
特別養護老人ホームいずみの杜 さま
委託業者からの切り替えで導入しました。不安なところもありましたが、クックチルの商品を使用しているので新人さんでもスムーズに食事の提供が出来ています。また、介護食を導入することで誤嚥が少なくなりました。
特別養護老人ホーム星の郷 さま
特別養護老人ホーム大地 さま
スローライフおかじま さま
特別養護老人ホーム高草あすなろ さま
委託業者の撤退から時間がありませんでしたが、手厚いサポートで移行がスムーズに行えました。食事の種類も多くご利用者にも好評です。
特別養護老人ホームわらく さま
特別養護老人ホームすいれん さま
特別養護老人ホーム清鈴園 さま
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