導入事例

クックチル導入は人手不足を救う新たな選択。作業工程の単純化により効率アップ

特別養護老人ホーム高草あすなろ

特別養護老人ホーム

今回は、社会福祉法人あすなろ会高草あすなろさまにてインタビューを実施しました。お話しいただいたのは、ナリコマのクックチル導入に携わった管理栄養士の河村さまです。切り替え検討の時期には、新調理システムへの興味を強くお持ちでした。インタビューでは、こだわりの自前調理からナリコマに切り替えた経緯を詳しく語ってくださいました。

導入の背景

人手不足により、従来の対応が難しい状況に

当法人は地元の食材を使った自前調理が強みで、長年頑張っていました。しかし当施設で2年ほど前に県外に嫁ぐ職員の退職や出産、介護などで長期休暇を取得する調理員が相次いでしまいました。結果として人員不足となり、今までと同じような自前調理ができなくなり、最初は冷凍食材を使って何とかしのいでいましたが、やはり運営やご利用者の満足度が厳しくなってきました。そこで、きちんと食事の提供ができるよう、思い切って新たな選択をすることになりました。

選んだ理由

試食してわかったクオリティの高さ

ナリコマを選んだ理由はおいしさです。厨房運営の効率を上げていきたいと思い、もともと新調理システムに興味があり研修等で勉強をしていました。ナリコマの食事提供についてお話を聞く機会があり、常食や介護食の試食をしてクオリティが高いという印象を受けました。

自分たちで提供したい気持ちが強かったのですが、10名ほどいた調理員も、半年くらいで欠員が半分以上になり、人材不足による継続的に厨房の運営を考え、業務委託や既製品などの利用を考えました。そこで、以前お話を聞いたナリコマの試食でおいしいと感じたことを思い出し「導入するならおいしくていいものを」ということで、ナリコマに決めました。

急な人員不足で急遽ナリコマに相談しましたが、2ヵ月ほどで導入できました。そのときはタイムスケジュールや予算についての相談、試食会やシステムの説明なども全面的に協力していただきました。調理員もクックチルの対応は、はじめてだったので、すごく助かりました。

導入後の効果

負担が少なくなり、研修会での学びも多い

自前調理を長く続けてきたこともあり、現場は自分たちで作ったものが一番いいと思っています。そこに近づけるよう、ご利用者の満足度の維持をし、クックチルでどのようにやっていけるのか、最初は不安でした。自施設に合わせて食事提供できるようにナリコマの方に、調理面ではクオリティを上げるためのリメイクや盛り付け方法、食形態に関しては、ご利用者の食べる様子に合わせ調整するアドバイスをいただきました。

全体的には、作業工程が単純化されたことが大きく作業や調理を覚えるところでは負担が少なくなり、仕事量も減ったと思います。おかげさまで、人員にも少し余裕が生まれました。ご利用者の個別対応が以前よりできるようになり夕食後の洗浄を翌日に回して、遅番の調理員は今までより1時間くらい早く業務が終わるような勤務になりました。そして、自前調理のときと比較すると、業務の単純化で厨房がきれいで衛生的に使えていると思います。

他には、リーダーや新人スタッフなど調理員のいろいろな階級に合わせたオンライン研修会やYouTubeでの調理動画など学習のコンテンツがあり活用させていただいています。学びや情報量も多くてありがたいです。

ナリコマを検討されている方へ

ナリコマはアンケートや調査を行い、現場の意見をたくさん聞いてくれます。その上で問題の改善に取り組んでおられるので、「一緒に成長していける業者さんだな」という風に感じています。毎月営業の方が来てくださると心強いですし、いろいろと相談・協力しながら進められています。“単なる仕入れ先ではない”からこそ、安心して導入準備ができます。

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