導入事例

人生で食べる最期の一食まで満足してほしい。味・見た目・食形態で選んだナリコマの完調品

田子のまち

特別養護老人ホーム

お食事の味に対する強い思いがうかがえた「田子のまち」さまのインタビュー。その背景には「その日召し上がるお食事が、最期の一食になるかもしれない」という気持ちがありました。今回、ナリコマに決めた理由について、味以外にもさまざまな要素があったとお話しくださいました。

導入の背景

最期の一食まで本当に満足していただけるお食事を実現したい

当施設では、ナリコマさんを導入する以前から冷凍の完全調理済み食品(完調品)を使っていました。ちょうど、メニュー内容や味に悩んでおり、給食会社を変更しようと探していたんです。企業展示でナリコマさんのお話を聞く機会があり、契約切り替えの時期に検討することにしました。

当時は、普通食をとろとろな状態にしたり刻んだりして介護食を作っていました。だし汁で薄めて、味が薄くなってしまうからお醤油を足して味付けしたりして。そうするとカロリーも少なくなりますし、おいしくなくなるんですよね。

ナリコマさんのお食事は、4形態横並びで介護食もカロリーが十分ありました。それを聞いて、食が細くなったご利用者さんたちも、食形態を変えて満足いくお食事ができるのではないかと考えました。

お年寄りの方々は、その日食べるお食事が最期の一食になるかもしれません。ですから、もちろん味も大事ですが、見た目や食事を楽しめる雰囲気などにも気を使って本当に満足いく食事を実現していこう、というのが当施設の職員全員の共通認識です。

調理の音や匂いももちろんありますし、目の前に出されたものが彩りよく、ちょっと工夫して盛り付けられていたりするだけでも食欲が湧きますよね。当施設では、使う食器を朝昼夜違うもの使ったりして工夫してお食事を提供しています。

選んだ理由

第一に味。コスト削減もできることが後押しに

第一に、味に満足できました。お出汁もきいていますし、ソフト食やゼリー食は形を整えて常食に近づけることができます。崩れても再形成できる点は職員からよい反応を得られていますし、ミキサー食も含めて介護食の彩りも豊か。最初にオペレーションを見せてくださったナリコマスタッフさんの手際の良さも、魅力的に映りました。

もう一つ、選んだ理由としてはコスト削減の点になります。人件費、水道光熱費もナリコマさんのクックチルを導入すると削減できますし、洗い物が減るので厨房スタッフの残業時間を抑えられることも予想できました。

導入後の効果

担当者のフォローが親切。困りごとに対し尽力してくれた

初めてナリコマさんのシステムを使ったときは何もわからなくて不安がありましたが、担当の佐々木さんに使い方を一から教えていただいて、振り返ってみると困ることが何もなかったなと感じています。また、風の音(系列の施設)で栄養士が急に休職せざるをえないことがあったときは、その施設の担当である小川さんが駆けつけてきて食数の入力の仕方や発注のタイミングなどもすべて親身になって教えてくださいました。

われわれが困っていることに対しナリコマさんは提案も行ってくれて、業務負担が軽くなりました。給食会社が変わるにあたって、スタッフはやはり不安を持っています。そこを解消しようと尽力してくれたのも大変印象的でした。

今後、ナリコマを検討されている方へ

■渡辺施設長さま
自分たちが納得できるものやおいしいと思うものを入居者さんに提供したい気持ちは常に持っています。そういう意味では、ナリコマさんも含めてさまざまな情報を得て自分たちの施設運営にはどの食事形態が合っているのかや、費用面などのことも含めて、多角的に皆と話し合って決めていくことが大切だと感じています。自分たち介護職の思いだけではなく、経営の面やお食事を作る人、配膳する人、栄養士さんから見たそれぞれの視点を含めて、皆で話し合って良いものを選べたらいいんじゃないかなと思います。われわれもたくさん議論してナリコマさんを選びました。

■爲永栄養士さま
私は長年栄養士をやっており、直営の厨房運営をしている施設で働いていたこともありますし、さまざまな委託会社さんとの付き合いの中で厨房運営をやってきたこともあり、両方の経験があります。古いかもしれませんが、食事ってやっぱり直営でそこにある施設で作った方がおいしいよねって言って育ってきた栄養士でもある世代です。なので正直に言いますと、ナリコマさんを使ったお食事って本当においしいのかなと、初めは思っていました。全く期待していなかったこともあり、完調品ってこんなに進んでいるのかと驚きました。ナリコマさんを導入して、自施設で作る食事とほとんど変わりなくできる時代になったんだなっていうのを実感しています。

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